中村麗 ピアノ&マルチメディア レクチャーパフォーマンス
ドイツ現代音楽シーンで活躍し、数多くの新作初演を手がけてきたピアニスト・中村麗による、実演付きレクチャーパフォーマンスを開催します。 2007年より継続されているピアノとマルチメディアのためのプロジェクト《Movement to Sound, Sound to Movement》を軸に、
ルイージ・ノーノ《…sofferte onde serene…》
サラ・ネムソフ《Seven Thoughts》
ヨハネス・クライドラー《Study》
などを取り上げながら、現代ピアノ作品の実践を紹介します。
ピアノ、キーボード、トイピアノ、エレクトロニクス、映像など、多様なメディアを用いた作品を、演奏とトークを交えながら体験できる貴重な機会です。現代音楽やマルチメディア表現に関心のある方、演奏家・作曲家・学生の方はもちろん、初めての方もぜひご参加ください。
日程:2026年6月6日(土)16:00~(15:45開場)
会場:両国門天ホール(東京都墨田区両国1丁目3-9 ムラサワビル1F)
アクセス:
JR「両国駅」西口より徒歩5分
都営大江戸線「両国駅」A4・A5出口より徒歩10分
都営浅草線「東日本橋駅」より徒歩10分
料金:一般 2,000円 25歳以下 無料
ご予約・お問い合わせ:cabi.curi.coc@gmail.com
プロフィール
中村 麗
日本生まれ、ブラジル育ち、1996年ドイツに移住。フライブルグ音楽大学ピアノ科卒業、ザールブルッケン大学大学院現代音楽科修了。
ピアニストとして、ヨーロッパを中心に、日本、アメリカ、南アメリカなどでも演奏活動を行う。
2007年より、自身のライフワークとなるピアノとマルチメディアのためのプロジェクト
”Movement to sound, Sound to Movement”を始動。作曲家たちとの緊密なコラボレーションにより生み出された作品を初演し、注目を集めている。並行して、様々な作曲家への委嘱を積極的に行い、数多くの新作を初演している。また一方で、シモン・スティーン・アンデルセン、マーリン・バング、クリスティアン・ヴィンター・クリステンセンといった作曲家たちから、コラボレーションや初演を依頼されている。
ソリストとして、指揮者ブラッド・ラブマン、ミヒャエル・ヴェンデベルグや、バス・ヴィーガース等や、南ドイツ放送局交響楽団(SWR Symphonie Orchester)、西ドイツ放送局交響楽団(WDR Sinfonie Orchester)、ベルリン放送交響楽団(RSO)等と共演している。
これまでに、エクラ・フェスティバル、ウルトラシャル・ベルリン、フェスティバル・アハト・ブリュッケン(以上ドイツ)、ワルシャワの秋(ポーランド)、サウンド・オブ・ストックホルム(スウェーデン)、マンデー・イブニング・コンサート(アメリカ)、日本現代音楽協会主催・世界に開く窓(日本)等々、数多くの音楽祭に招待された。
アンサンブル活動では、南西ドイツ放送局エクスペリメンタル・スタジオ所属のEnsemble Experimentalのメンバーであるほか、アンサンブル・エコイ(アメリカ)、アンサンブル・ニケル(スイス)、ネクスト・マッシュローム・プロモーション(日本)等々、世界各地のアンサンブルのゲストとして招かれている。
2023年ダルムシュタット国際夏季講習会でのゲスト講師を務める。またハノーバー音楽大学、ブレーメン音楽大学、フライブルグ音楽大学、フランクフルト・ゲーテ大学などでのマスタークラス、レクチャーやワークショップ等を行う。一方で、2021~24年には、ストックホルム音楽大学での、ジョージ・ケントロス氏(ヴァイオリニスト)率いる ”現代音楽の洞察力を活かした、クラッシック音楽の解釈に関わる芸術研究プログラム”に参加するなど、研究者としてのキャリアも継続させている。
2021年には著作、”Movement to sound, sound to Movement - Interpreting Multimedia Piano Compositionsが、ドイツWolke社より出版された。また音楽、芸術、パフォーマンスの類似性(や融合性)をテーマとする観察と理論的アプローチについてのエッセイを、現代音楽専門誌「Neue Zeitschrift für Musik」や「MusikText」などに度々寄稿している。